#不登校は不幸じゃない

毎日小学生新聞に、「#不登校は不幸じゃない」というタイトルのイベントを行う小幡和樹さんの記事が載っていました。約10年間の不登校経験者だそうです。

「学校は無理に行かなくていいよ!」

と、全国の児童・生徒に呼びかけるものです。

私も同じように、小学校で子どもたちに話すことがあるのでとても嬉しくなりました。

立場上は「先生」なのに、学校で、「学校が全てじゃない」と言うと、「え?」っとびっくりされますが… おうちの方や、先生方に話すこともあります。

もちろん、「学校は大切な学びの場」ですが、私も学校になんとか「保健室登校」でしのぎながら通ったので、学校へ行けない子たちの気持ちはとても分かります。

学校に行けない本人は、本当に辛いし、頑張っているし、どうして学校に行けないのか、自分でもわからないのです。

お腹を壊してしまったり、頭が痛くなったりするのに、「学校に行きたい」なんて思えないのです。

「みんなと同じように学校に行かなきゃいけない」と、おうちの方も、本人も「思っているからこそ」、追い詰められて、行けなくなるのです。

「○○しなければいけない」という枠は、子どもたちのプラスの課題になることもありますが、それが辛い場合もあります。

その、「しなければならない」という枠を外す為には、まず大人たちの、「学校へ行かなければならない」という概念を変えないといけないと思うので、不登校や学校が辛いと感じるお子さんの場合は、「学校が全てじゃないから大丈夫!」と経験から話をさせていただいています。

大事なことは、子どもたちが、先生やおうちの方に「愛されている」ことです。「問題児」なんて、どこにもいません。様々な事情の犠牲になってしまって、本人にもどうしようもないだけです。

「自分自身を好き」であることと、「人の為に役立つこと」や「自立して生きていく能力」を身につけることが大切なのではないでしょうか。

愛情を受けて育った子は、人の役に立つ行動ができるように成長します。

「学校へ行けない」のであれば、学校にこだわらず、まず自分が好きなことや楽しいことを見つけて、とことんやってみることです。

そこから、どのジャンルであっても、極めようと思うと「勉強が必要なんだ!」とわかるので、その時に関連した学習環境を大人が与えたりできると、充実した時間が増え、本人も自信がつきます。

勉強は本当は面白いんだ!と、勉強が苦手だった子がはりきってくれた時は、本当に嬉しいものです。

そして同時に、何よりも大事なのが、生活のリズムと食事です。

この生活習慣の管理がとても難しいからこそ、体調を崩し、心も安定しなくなるので、子どもたちにとっては、やはり大人の私達がしっかりする必要がありますね。

「学校」は、教室だけでなく、保健室、相談室、図書室なども「学校」です。

自分が通える「部屋」を学校の中に見つけて、その部屋で勉強するのもアリなんです。

私は、うまくいかない時期は、「人生の夏休みなんだ」と思って過ごしました。
ゆっくり休むって、とても大切なことです。

そして、大人も色々な考えの人がいて、時には間違うこともあります。だからこそ、みんなにきちんと勉強してもらって、どの意見が良いかを判断できるように考えて行動して欲しいと思っています。

反対の意見の人が「悪」というわけではなく、いろんな意見の人がいるから判断できる、ということにも気づけると、今よりずっと楽になれると思います。

子どもたちみんなの為の学校なので、その環境を活用できるように、大人の私達も頑張っています。

不登校で悩んでいる人は、見方になってくれる大人を見つけて、自分の人生をしっかり楽しみながら、最高の「仲間」を見つけてくださいね。

●参考リンク
「みんなと違う」はチャンス!

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